キング内村「鉄棒で五輪」前進 H難度「ブレトシュタイナー」決めて最大40ポイント上積み

[ 2021年4月19日 05:30 ]

体操全日本選手権最終日 ( 2021年4月18日    群馬・高崎アリーナ )

鉄棒の演技を終えて、ガッツポーズする内村(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 キングが好演技で夢舞台へ前進した。

 五輪連覇の個人総合ではなく、種目別の鉄棒に絞った内村航平(32=ジョイカル)は、H難度「ブレトシュナイダー」を決めるなど、トップの15.466点をマーク。種目別の代表選考は世界ランクに応じたポイントの合計で争うが、現時点で世界1位の得点を0.2点以上、上回って最大の40ポイントを積み上げた。

 「構成自体が体に染み込んできた。何も考えずできた」。鉄棒に専念後、これまでにはなかった器具との“対話”ができるようになったという。新境地を開くキングが、NHK杯、全日本種目別と選考レースを歩んでいく。

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2021年4月19日のニュース