野口 1年半ぶりスポクラW杯で海外勢と競えた4位 「本当にいい経験ができた」

[ 2021年4月19日 05:30 ]

女子で4位だった野口(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 スポーツクライミングのW杯、東京五輪シーズン開幕戦となるボルダリング第1戦最終日が17日にスイス・マイリンゲンで行われ、女子でともに五輪代表の野口啓代(TEAM au)は4位、野中生萌(XFLAG)は6人による決勝進出を逃して7位だった。五輪代表が出場しなかった男子の日本勢は緒方良行(ホリプロ)が2位、高田知尭(鳥取県協会)が3位に入った。藤井快(TEAM au)は4位、天笠颯太(日大)は6位。女子はヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)、男子はアダム・オンドラ(チェコ)が優勝した。

 野口は予選、準決勝と順調に勝ち上がったものの、決勝は完登ゼロで表彰台に届かなかった。それでも「決勝は特殊というか、あまり練習していない課題(コース)が多くて苦戦した。練習では得られないものを得て、本当にいい経験ができた」と前向き。約1年半ぶりのW杯で、海外勢と競えたことが何よりの収穫だった。5月の米国でのW杯にも参戦する意向だ。

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2021年4月19日のニュース