ネッツのデュラントがまた負傷 クリッパーズのレナードは5試合ぶりに復帰

[ 2021年4月19日 14:29 ]

開始4分で左脚を痛めてロッカールームに下がったネッツのデュラント(AP)
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 NBAは18日に各地で8試合を消化。東地区全体2位につけているネッツは敵地マイアミ(フロリダ州)で同7位のヒートと対戦したが、ヒートのバム・アデバイヨ(23)にブザービーターとなるジャンプシュートを決められて107―109(前半60―64)で敗れた。故障から復帰5戦目となったケビン・デュラント(32)は開始4分、左の太腿に違和感を訴えてダウン。アキレス腱断裂からの復帰となった今季はすでに33試合を欠場しているが、またしても戦列を離れる可能性が出てきた。

 ネッツは38勝19敗。試合のなかった東地区全体首位の76ers(39勝17敗)とは1・5ゲーム差となった。カイリー・アービング(28)は20得点をマークしたものの、右の太腿を痛めているジェームズ・ハーデン(31)は6試合連続で欠場。スパーズからバイアウト(早期契約)となったあとに契約したラマーカス・オルドリッジ(35)はネッツで5試合に出場したあとに不整脈への不安を理由に現役を引退しており、チーム内ではなかなかベテランの戦力が整わない状況が続いている。

 ヒートは連敗を3で止めて29勝28敗。ブザービーターを決めたアデバイヨは21得点と15リバウンドをマークした。

 一方、西地区全体3位のクリッパーズは地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)でティンバーウルブスに124―105(前半73―53)で快勝。第3Q終了時点で36点差をつけて圧勝した。チームの3点シュート成功本数は今季最多の21(試投42本)で、ここ9戦で8勝目を挙げて40勝19敗。同2位サンズ(40勝16敗)とゲーム差は「1・5」となった。

 右脚を痛めていたカワイ・レナード(29)は5試合ぶりに復帰し、23分の出場で15得点、11リバウンド、8アシストをマーク。ポール・ジョージ(30)が27分の出場でチーム最多の23得点を記録した。

 敗れたティンバーウルブスは15勝43敗。ここ4戦で3敗目を喫し、ロケッツと入れ替わって再び西地区全体の最下位に沈んだ。

 東地区全体6位のニックスは延長の末にペリカンズを122―112(前半57―44、延長19―9)で振り切って7季ぶりの6連勝。キングスはマーベリクスに勝って連敗を9でくい止めた。

 なお17日のピストンズ戦で左膝を強打した八村塁(23)は、19日のサンダー戦を欠場することになった。

 <18日の結果>
*ホークス(31勝26敗)129―117ペイサーズ(26勝30敗)
*ニックス(31勝27敗)122―112(延長)ペリカンズ(25勝32敗)
*ヒート(29勝28敗)109―107ネッツ(38勝19敗)
*ホーネッツ(28勝28敗)109―101トレイルブレイザーズ(32勝24敗)
ロケッツ(15勝42敗)114―110*マジック(18勝39敗)
*ラプターズ(24勝34敗)112―106サンダー(20勝37敗)
キングス(23勝34敗)112―106*マーベリクス(30勝28敗)
*クリッパーズ(40勝19敗)124―105ティンバーウルブス(15勝43敗)
 *はホームチーム

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