九州アスティーダ発足会見 ONE九州で「2、3年で日本一に」

[ 2021年4月19日 16:20 ]

九州アスティーダの川面創社長(左から2人目)、琉球アスティーダスポーツクラブの早川周作社長(右端)は記者会見後、福岡県の服部誠太郎知事(右から2人目)を表敬訪問した
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 卓球のプロリーグ「Tリーグ」女子の新チーム「九州アスティーダ」が19日、福岡市内の福岡県庁内で発足発表会見をした。川面創(はじめ)社長と、今季男子優勝の「琉球アスティーダ」を運営する早川周作社長が出席。実質的なオーナーの早川社長は「2、3年で男子のように日本一のクラブチームにしたい」と意気込みを語った。

 早川社長は、女子3連覇中の日本生命監督で、12年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪で女子団体をメダルに導いた元日本代表監督・村上恭和さんから説得されたこともあって、男子に続いて女子チームを持つことを昨秋、決意したという。

 「村上総監督から話をいただいた。チーム数が増えないのはいけない。九州でこれだけ(卓球の)マーケットがあるのに具現化しないのはおかしいということで、設立に至った」

 同じ志を持った立命大女子卓球部前監督を社長に据え、ゼロからチームを立ち上げる。この日、監督と選手の発表はなかったものの、早川社長は「要望が来ている選手もいるし、オファーをしている有名選手もいる。勝つチームを模索しながら(選手集めを)したい」と、方針を語った。

 「ONE九州」を掲げ、将来的に各県でホーム試合開催を目指す。本拠地は福岡市。川面社長は、若年層への普及育成にも力を注ぎ「九州アスティーダができることで、九州で強くなれる環境を作りたい」と語った。

 この日、Tリーグも新加入を発表した。9月開幕の発足4シーズン目は、5チームで行う。

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2021年4月19日のニュース