レスリング男子フリー74キロ級・乙黒圭が初戦敗退 65キロ級制覇の弟・拓斗に続けず

[ 2021年4月19日 05:30 ]

男子フリー74キロ級の初戦、劣勢に厳しい表情の乙黒圭
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 レスリングのアジア選手権最終日、男子フリースタイル5階級がカザフスタン・アルマトイで行われ、74キロ級で東京五輪代表の乙黒圭祐(24=自衛隊)は初戦でモンゴル選手に2―4で敗れた。モンゴル選手が準決勝で敗れたため敗者復活戦にも回れず、17日に65キロ級で連覇した東京五輪代表の弟・拓斗(22=同)に続けなかった。61キロ級は嶋江翔也(24=佐賀県協会)が3位に入った。

 乙黒圭は第1ピリオドで先制を許し、最後まで流れを変えることができなかった。武器の組み手で主導権を握ろうとしたが攻めあぐね、「やろうとしたプランにとらわれ過ぎた。もっと柔軟に攻めれば良かった」と反省。74キロ級での国際舞台は2度目ながら、五輪延期の1年間で4キロ増量し手応えを得ていた。試す機会は限られたが「通用した部分と考え直さないといけない部分があった。五輪に向けてやり直したい」と切り替えた。

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