TLチーム撃破!近鉄が金星 次戦、スター軍団のパナも倒して大金星狙う

[ 2021年4月19日 05:30 ]

ラグビー・トップリーグ プレーオフT1回戦 ( 2021年4月18日    秩父宮 )

<宗像サニックス・近鉄>宗像サニックスに勝利し、スタンドの声援に応える近鉄フィフティーン(撮影・吉田 剛)
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 2試合が行われ、下部のトップチャレンジリーグ(TCL)2位の近鉄が31―21でトップリーグ(TL)の宗像サニックスを破る金星を挙げた。後半開始直後にレッドカードが出て数的不利となったが、元オーストラリア代表のSHウィル・ゲニアが巧みにゲームコントロール。25日の2回戦ではスター軍団のパナソニックと対戦する。

 後半4分、下克上を目指す近鉄にいきなり試練が訪れた。前半から攻守で力強いプレーを見せていたNo・8ファカオシレアが、危険なタックルで一発退場。リードは3点と心もとなかったが、SHゲニアは「仮想練習をしていたので焦らなかった」と胸を張った。

 セットプレーは劣勢となったものの、ディフェンスではゲニアが密集周りをカバー。3点差に詰め寄られた同33分には、ゲニアのキックがピッチで3度跳ね、WTB片岡の手中に収まり再びリードを広げるトライ。「たとえ悪いキックでも、チェイスが良ければいいキックになる」と反応良く飛び出した片岡に感謝した。2回戦はホーム花園で今季無敗のパナソニックと対戦する。ロックのストーバークは「彼らも人間。目標(8強入り)を達成したい」と宣言した。

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2021年4月19日のニュース