羽生に聞く「僕なりのメッセージのあるものにできたら」コロナ禍の世界に演技通じ発信

[ 2021年3月24日 05:30 ]

フィギュアスケート世界選手権 24日開幕 ( スウェーデン・ストックホルム )

マスクを外して水分補給する羽生(撮影・小海途 良幹)
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 【羽生と一問一答】

 ――練習の後半は4回転ジャンプの調子が上がっていた。
 「最初ちょっと気合入り過ぎというか。いつもの空回りみたいなものが一瞬あったんで。それから自分のことをいろいろコントロールしながら。もちろん今回は(コーチの)ブライアン(・オーサー)もトレイシー(・ウィルソン)もいるので、しっかり話を聞きながら、自分のペースも守りながらやれた」

 ――対チェン(米国)については?
 「率直に彼に対して、新型コロナウイルスに対しての対策だとか考え方が凄いものがあるな、しっかりしているなと尊敬がある。もちろん彼みたいに僕自身も気をつけたい」

 ――対決の意識はない?
 「そうですね。まあ結果出てから考えればいいかなという感じと。あとは今回は結果、結果という考えがあまりない」

 ――世界中がコロナ禍の中、世界中に演技を見てもらえる。
 「(エキシビションを含め)3つのプログラムをしっかり滑りたい。僕なりのこの世の中に対してメッセージのあるものにもできたら。自分がしっかり納得できる演技をするのが大前提。しっかり今の自分の体と会話しながら整えながら。最終的には、そこまでたどり着いてこそ皆さんに何か伝わる演技だと思う」

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2021年3月24日のニュース