沢木新監督で本領発揮!キヤノン田村主将「伸び伸びできている」

[ 2021年2月15日 14:53 ]

オンライン取材に応じるキヤノンの沢木敬介監督
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 ラグビートップリーグ(TL)キヤノンの沢木敬介監督(46)、SO田村優主将(32)が15日、オンラインでの合同取材会に臨み、21日の今季開幕初戦・NTTドコモ戦(Gスタ)に向けてチーム状況などを語った。

 ともに今季から監督、主将に就任。日本代表コーチ、サントリー監督などを歴任し、代表では田村の指導にも当たってきた沢木監督は「(監督就任の)オファーをもらった時から(田村が主将と)考えていた。優が一番ラグビーがうまいからです」と自ら指名したことを明かした。他チームには外国出身のSOが多いが、「そういう選手に比べても、レベルはトップ。視野が広がり、スキルレベルも(高い)。あまり本人の前でほめたくないが」と話し、新主将に絶大な信頼を寄せた。

 一方の田村も「今まではチームのレベルに合わせてしまっていたが、キヤノンでもパフォーマンスを出せるようになった。伸び伸びとできている」と自身に与えた影響を口にした。チーム全体についても「スタンダードを高く維持してくれている。みんな、練習後も個人練習をするようになった。(過去に)クラブチームや大学生の方が頑張っていると思ったことがあったが、今はチームのために自発的にやっている」と証言。チーム力アップに手応えを得ている様子だった。

 キヤノンは15~16年の6位が過去最高成績。上位に食い込みきれないシーズンが続くが、新監督・新主将に加えて、戦力的にも期待値は高い。沢木監督は「僕らは12位のチームなので、1試合1試合全力で成長できる試合をしたい」とチャレンジャー精神での上位進出を誓った。

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2021年2月15日のニュース