柔道、東京五輪審判に天野安喜子さんが選出 女性第一人者、北京決勝で主審経験

[ 2021年2月15日 05:30 ]

天野安喜子さん
Photo By 共同

 国際柔道連盟(IJF)は14日までに、東京五輪の審判員16人を発表し、日本からは天野安喜子さん(50)が選ばれた。08年北京五輪で男子100キロ級決勝の主審を経験するなど実績豊富な女性審判員の第一人者として活躍している。

 天野さんは阿部一二三(パーク24)と丸山城志郎(ミキハウス)による男子66キロ級東京五輪代表決定戦も主審を務めた。大注目を浴びる中で阿部が勝利した歴史的な「ワンマッチ」を冷静にさばき、高く評価された。花火師の顔も持ち、江戸時代から続く宗家花火鍵屋の15代目当主。

 パラリンピックの審判員12人も発表され、総本山の講道館職員の平野弘幸氏(55)が五輪、パラリンピックを通じて初選出された。

続きを表示

2021年2月15日のニュース