ラプターズがTウルブスにホームで17年ぶりの黒星 渡辺は3試合連続で欠場

[ 2021年2月15日 11:55 ]

ティンバーウルブスのエドワーズをかわしてシュートに持ち込むラプターズのバンブリート(AP)
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 NBAラプターズは14日、準本拠地にしているタンパ(フロリダ州)でリーグ最低勝率のティンバーウルブスに112―116(前半58―54)で敗れて12勝15敗。前半を4点リードして折り返したものの、第3Qで25―37と後手に回り、本来の本拠地トロント(カナダ)を含め、ホームでのこのカードでは2004年1月21日に97―108で敗れて以来、実に17年ぶり(17試合ぶり)に黒星を喫した。

 左足首を捻挫している渡辺雄太(26)は3試合連続で欠場。カイル・ラウリー(34)が24得点、今月2日のマジック戦でチーム史上最多となる54得点を記録したガードのフレッド・バンブリート(26)とノーマン・パウエル(27)が22得点を稼いだものの、4人によるベンチスコアは20得点にとどまった。

 第4Qの残り15・1秒にはラウリーがシュートを決めて112―114。このあと相手のターンオーバーで同点機を迎えたが、この日18得点だったパスカル・シアカム(26)がティンバーウルブスの新人ジェイデン・マクダニエルズ(20)との1対1から持ち込んだレイアップはリングに嫌われた。ベンチ勢4人の中ではディアンドレ・ベンブリー(26)が9得点を稼いだものの、ベンチスコアは20得点。ティンバーウルブスのベンチ勢(6人)は30得点を記録しており、主力以外の成績に微妙な開きが出た試合となった。

 なおラプターズは16日と18日、2季連続のMVPとなったヤニス・アデトクンボ(26)を擁する東地区全体2位のバックスと敵地ミルウォーキー(ウィスコンシン州)で対戦。そのあと、この日対戦したティンバーウルブスと19日に敵地ミネアポリス(ミネソタ州)でロード3連戦の最終戦で顔を合わせることになっている。

 敵地でのこのカードの連敗を「16」で阻止したティンバーウルブスは7勝20敗。新型コロナウイルスの感染から復帰して3戦目となったセンターのカールアンソニー・タウンズ(25)は大詰めで6反則退場となりながらも、20得点と11リバウンド、3ブロックショットをマーク。マリク・ビーズリー(24)もタウンズ同様に20得点を稼いで6日のサンダー戦から続いていたチームの連敗を「4」でくい止めた。ドラフト全体トップで指名されたアンソニー・エドワーズ(19)は18得点、今季の3点シュートが自己ワーストの19・5%だったリッキー・ルビオ(30)はこれを8本中4本を成功させて(計16得点)勝利に貢献した。

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