大坂なおみ エキジビジョンでセリーナに敗戦も笑顔「本当に楽しかった」

[ 2021年1月29日 14:40 ]

大坂なおみ
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 テニス全豪オープン(2月8日開幕)で2年ぶりの優勝を目指す世界ランキング3位の大坂なおみ(23=日清食品)が29日、アデレード開催されたエキジビジョンマッチに出場し、世界11位のセリーナ・ウィリアムズ(39=米国)に敗れた。

 昨年9月12日の全米オープン決勝以来139日ぶりの実戦。2―6、6―2で突入した10点先取のマッチタイブレークを7―10で落としたが、スタンドを埋めた観衆に向け「会場に来てくれてありがとうございます。こんなに多くの人々と空間を共有できたのはいつ以来か分からない。本当に楽しかった」と笑顔を見せた。

 14日にアデレード入り後は定期的にPCR検査を受けながら1日5時間を上限に制限された環境下で練習を実施。2週間の隔離期間を終え、この日を迎えた。第1セットは動きが重かったが、ギアを上げた第2セットは第1、第5ゲームをブレーク。エキシビジョンマッチとはいえ、グランドスラム23回の優勝を誇るS・ウィリアムズとの戦いは、10日後に迫る今季4大大会初戦に向けて上々の試運転となった。

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2021年1月29日のニュース