フィギュアスケート世界選手権は「バブル」下で開催へ 伊東秀仁委員長明かす

[ 2021年1月29日 15:58 ]

フィギュア世界選手権代表の(前列左から)宮原知子、坂本花織、紀平梨花、小松原美里、(後列左から)鍵山優真、宇野昌磨、羽生結弦、小松原尊
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 今年3月のフィギュアスケートの世界選手権(3月22~28日、ストックホルム)が開催される方針となったことを29日、日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長(59)が明かした。この日、国際スケート連盟(ISU)から連絡を受け、開催する意向を伝えられた。

 名古屋市内で取材に応じた同委員長。「五輪の枠取りがあるので、各国、参加せざるを得ない」と語った上で「一番は選手の安全。やるとなれば、安全に試合に送り出して、最高のパフォーマンスを発揮できるようにしてあげないといけない」と続けた。

 新型コロナの影響を受け、昨年は直前で中止が決まった世界選手権。感染防止のため、外界と一切接触をしない「バブル」の下で開催する方針も伝えられたという。「コロナにかからないように。渡航に関しても、スポーツ庁や外務省、いろんなところと相談して、万全の態勢を整えたい」と話した。

 日本勢として、男子は羽生結弦(26=ANA)、宇野昌磨(23=トヨタ自動車)、鍵山優真(17=星槎国際高横浜)、女子は紀平梨花(18=トヨタ自動車)、坂本花織(20=シスメックス)、宮原知子(22=関大)、アイスダンスは小松原美里・小松原尊組(ともに倉敷FSC)、ペアは三浦璃来・木原龍一組(ともに木下グループ)が出場する予定となっている。

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2021年1月29日のニュース