新入幕の翠富士、安治川親方から“指示”得意の肩透かしで連勝

[ 2021年1月12日 05:30 ]

大相撲初場所2日目 ( 2021年1月11日    両国国技館 )

豊山(左)を肩透かしで破る翠富士(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 新入幕の翠富士が得意の肩透かしで自身より14センチ高い1メートル85の豊山を下し連勝発進した。立ち合いで右を差した瞬間に決め、相手をはわせた。NHKテレビ中継の解説を務める部屋付きの安治川親方(元関脇・安美錦)から、この日朝に「狙っていけ」と冗談交じりに指示され「頭の片隅にあった」という。

 十両優勝した昨年11月場所は10勝中4勝がこの決まり手で、得意技として周囲に認知されはじめた。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)から「あんなんじゃダメだ」と極意を伝授され、必死に習得を目指している。

続きを表示

2021年1月12日のニュース