一人横綱の鶴竜ぶっつけ!?実戦稽古ゼロも陸奥親方「今場所やる、出るっていうこと」

[ 2021年1月8日 05:30 ]

大相撲初場所 10日初日 ( 両国国技館 )

鶴竜
Photo By スポニチ

 3場所連続休場から復活を目指す横綱・鶴竜(35=陸奥部屋)について、師匠の陸奥親方(元大関・霧島)が7日、報道陣の取材に応じ、「今場所やる、出るっていうこと」と出場の意向を明かした。師弟で最後に話し合ったのは12月中。8日にも最終の意思確認を行う。

 右肘の負傷で7月場所を途中休場し、続く2場所は全休。11月場所後に横綱審議委員会(横審)から「注意」を決議された厳しい状況。鶴竜は年末には幕内・霧馬山と相撲を取ったが、陸奥親方によると新年に入り実戦稽古を再開できていない状態という。同親方は「相撲を取って、自分の格好になって力が出ないような形になると、本人が自分でもう無理かなって思っちゃうと思う」と相撲勘を不安視した。

 同じく「注意」が決議された白鵬は新型コロナウイルスに感染。鶴竜は一人横綱として臨むことになり、陸奥親方は「頑張らなきゃいけないという気持ちになっているのでは」と話した。

続きを表示

2021年1月8日のニュース