宇良 相撲取る稽古しないまま初場所へ…2度手術の右膝安定感アップへ“全集中”

[ 2021年1月8日 05:30 ]

大相撲初場所 10日初日 ( 両国国技館 )

 人気の業師で十両の宇良が報道陣の電話取材に応じ、相撲を取る稽古をしないまま初場所に臨む意向を示した。手術を2度受けた右膝の状態を考慮し、すり足や四股などで鍛えているという。「課題は膝の安定感を増していくこと。今はそればかりに集中している」と明かした。

 16場所ぶりの関取復帰だった先場所では、得意の居反りを大相撲入り後に初めて決めるなど9勝を挙げた。「見せる相撲を取りたいという気持ちはないけど、来るべき時が来たら出す感じ」と控えめに語った。

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