1万回打っても破れない!ウイルス対策も万全のグローブが新登場

[ 2021年1月8日 05:30 ]

生地が強く、菌やウイルスにも強いゴルフグローブ「タフフィット+」
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 キャスコはきょう8日からゴルフグローブ「タフフィット+(プラス)」を発売する。クラブとプレーヤーを結ぶ唯一のツールとあってグローブ選びにはこだわりたいところ。生地が強く、菌やウイルスにも強い逸品は、これからの時代のスタンダードとなりそうだ。

 「ベストスコアは破れても、グローブは破れない!」というキャッチコピーがすべてを物語っている。 
 もともと高級手袋メーカーだったキャスコの代名詞はもちろんグローブ。今回の新作は、耐摩耗性、引裂強度に優れた人工スエード生地「ベルセイムドライ」を採用していることが大きな特徴だ。
 極細糸を高密度・高収縮で編み込み、繊維間を密にした編組織を形成することで耐久性が大幅にアップ。同社で行った耐久試験「1万球耐久チャレンジ」では、1万回のスイングをしてもグローブは見事に破れなかった(テスト動画は下記のQRコードから)。また、生地全体にノンスリップ材を含浸したほか、立毛一本一本に特殊ウレタン樹脂を皮膜することで組織間の摩擦を軽減し、人口皮革にはないグリップ力と天然シープのようなしっとり感を実現。同社営業戦略部の渡部洋士部門長は「日本製素材ならではの安定した耐久性能を備えています。通気性も良く、雨や汗にも強いグローブに仕上がっています」と説明する。
 抜群の耐久性を誇るグローブだが、長く使い続けることができる分、菌やウイルスの付着リスクも気になるところ。そんな見えないキケンからゴルファーを守るのが抗ウイルス成分「Etak」だ。
 「Etak」とは抗菌成分とそれを固定化する成分を化学合成させたもの。これを生地に加工することで気になる菌やウイルスの付着を防ぐほか、汗くささなどのイヤなニオイも解消する。実際に Etak加工「ベルセイムドライ」での黄色ブドウ球菌に対する抗菌性測定では50回洗濯しても効果が持続。さらに時間経過による抗菌化の変化を調べると、6カ月経っても効果が持続したという結果が出た。皮膚への24時間貼付のパッチテストでも安全性が確認されており、「効果が落ちないので、安心して長く清潔に使用できます」と語る。
 この時代に理想のグローブはサイズ展開も豊富。業界初となる0・5センチ刻みでのサイズ展開(21~26センチまで)に加え、27、28センチの大きなサイズや指が短めのキャデットタイプもラインアップ。同社のテストでは、サイズが合っていないグローブを使用した時の飛距離はピッタリサイズのグローブを使用した時に比べ、約10ヤードも損しているというデータが出ており、自分に合ったサイズを選ぶことができるのはゴルファーにとって心強い。
 カラーは白黒2色展開で価格は税別1600円(本紙調べ)。新年は破れないグローブを身に付けて、自己ベストをどんどん破っていこう。

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