ポノスは準優勝、来月の世界一決定戦で雪辱誓う「クラロワリーグ イースト フォールシーズン」

[ 2020年11月26日 15:10 ]

<クラロワリーグ イースト フォールシーズン決勝>ノヴァに敗れて準優勝に終わったポノス(右がKK)
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 モバイルゲーム「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)のeスポーツ「クラロワリーグ イースト フォールシーズン」の決勝が今月1日にあり、日本勢のポノスは1―3でNovaEsports(ノヴァイースポーツ=中国)に敗れて準優勝に終わった。ポノスと4位になったFAVゲーミングは世界一決定戦(12月5、6日)に挑む。

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 1―2と王手をかけられて迎えた第4セット。逆転勝利の望みを託されたKKが背水の陣に臨んだが、ノヴァのカベを突き崩すことはできなかった。“皇帝”の異名を持つLciopは2ゲーム連続でロイヤルホグ&バーバリアン小屋のデッキを選択。KKは世界屈指の強さを誇る枯渇デッキを徹底マークされ、1ゲームを奪うのが精いっぱいだった。

 ポノスはレギュラーシーズンを12勝2敗で1位通過。アジア制覇の意気込みに燃えてプレーオフに臨んだが、最後に涙をのんだ。主戦格のRADは「ただただ悔しいです」と絞り出した。

 新型コロナウイルス禍に見舞われたシーズンで、リーグイーストも各チームが国境をまたいだ往来を制限された。それでも選手たちはオンライン対戦で昨季より進化した戦術や攻防を繰り広げて、クラロワの魅力と奥深さをファンたちに発信し続けた。

 12月にある世界一決定戦に向けて、KKは準優勝の直後に「練習を続けていきます」と雪辱を誓った。ノヴァや欧米勢同じ日本のライバルであるFAVゲーミングが一堂に会するファイナルの舞台。ポノスは頂点だけを見据えている。

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2020年11月26日のニュース