世界のスポーツ界がコロナで混乱 NFLとサッカーは感染者続出

[ 2020年11月18日 08:26 ]

新型コロナへの感染が判明したレイダースのセーフティー、ラマーカス・ジョイナー(左=AP)
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 NFLは前週に実施された新型コロナウイルスの検査で選手17人と関係者35人の陽性が判明。17日になってニューヨーク・ジャイアンツのキッカー、グラハム・ガノー(33=陽性を確認)と、ラスベガス・レイダースのDL、クレリン・フェレル(23)と、セーフティーのラマーカス・ジョイナー(29)がリーグが定める「感染者リスト(濃厚接触者を含む)」に登録された。

 米国同様に感染が拡大している欧州のサッカー界でも混乱。「ネーションズ・リーグ」に出場しているウクライナでは代表選手6人が陽性反応を示したために欧州サッカー連盟(UEFA)はスイス戦を中止にすると発表。フランス・リーグではニースに登録されている30選手のうち10選手の感染が判明したために週末のマルセイユ戦は延期となった。

 米国ではNFL以外のスポーツでも感染者が急増。25日に開幕を目前に控えている大学バスケットボール界では、バンダービルト大、チャタヌーガ大(ともにテネシー州)で女子選手が感染したために開幕戦を中止にした。また男子のミシシッピ大ではカーミット・デービス監督(60)が感染して自主隔離に入り、少なくとも開幕から2試合は陣頭指揮が取れなくなった。

 さらに19日開幕のPGAツアー「RSMクラシック(ジョージア州シーアイランド)」に出場する予定だったビル・ハース(38)も陽性反応を示して10日間の自主隔離に突入。PGAツアーの選手の感染者はハースで16人目となった。

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2020年11月18日のニュース