柔道・渡名喜風南 引退したライバル近藤亜美さんに感謝「強くしてくれた一人」

[ 2020年11月18日 20:20 ]

女子48キロ級五輪代表の渡名喜風南
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 柔道の東京五輪女子48キロ級代表の渡名喜風南(25=パーク24)が18日、オンライン取材に応じ、来夏に延期となった東京五輪に向けて「(コロナ禍で)柔道ができること、周りでサポートして下さっている人にも、改めて感謝の気持ちを感じている。五輪で恩返しできるように、優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

 先月には同学年のライバルで、東京五輪代表を争った16年リオデジャネイロ五輪銅メダリストの近藤亜美さんが現役を引退。「常に追い続けてきた存在。自分を強くしてくれた一人だと思う。近藤選手の存在があって、自分がここまで来られたと思う」と引退を惜しみつつ、感謝の思いを口にした。

 今年3月の五輪延期決定時も「自分の中での変化はなかった。特に気持ちが下がることなく、気持ちを一定に保って準備している」とメンタルの強さを披露した渡名喜。今後は来年1月に開催予定となっているマスターズ大会(ドーハ)へ向けて調整していくという。

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