NBAの今季日程が決定 東西両地区7~10位の4チームがプレーオフ2枠を争う新システム

[ 2020年11月18日 11:59 ]

今夏に実施されたトレイブレイザーズ対グリズリーズの「プレー・イン・トーナメント」(AP)
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 NBAは17日、82試合から72試合に短縮された今季の日程と運営方法を発表。72試合中、42試合は東西同一地区(カンファレンス)のカードで、同一カードの実施は3試合。残り30試合が地区外の試合(2試合制)となった。

 プレシーズンゲームは12月11~19日に行われ、12月22日に開幕したあとは3月4日まで前半戦が実施される。

 オールスターゲームによる中断期間は3月5~10日。後半戦は3月11日から5月16日までで、「ファイナル」は東京五輪開幕の前日となる7月22日に終了する。従って最後まで優勝に絡んだチームの選手で各国代表に名を連ねている選手は「ファイナル出場」を選択すると五輪への参加が難しくなる。

 新型コロナウイルスの影響で4カ月半の中断を強いられた今季は、東西両地区の8位と9位がプレーオフ最後の枠を争う「プレー・イン・トーナメント(PIT)」を行ったが、今季はその枠が拡大。各地区7~10位の4チームが第7シードと第8シードの2枠を争うことになったため、レギュラーシーズン終了時点で地区全体の10位までに入れば、ポストシーズンへの可能性が残される。

 今季の「PIT」では地区7位と8位が対戦。勝った方が第7シードとなり、敗者は「第8シード決定戦」に回る。9位と10位の対戦では負けた方がシーズン終了。勝った方は2試合制の「第8シード決定戦」に進出し、2試合とも勝てば第8シード。7位対8位の敗者はここで1試合でも勝てば最後の枠に滑り込む。なおオールスターゲームはペイサーズの地元、インディアナ州インディアナポリスで開催される。

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2020年11月18日のニュース