宝富士、物言い取り直しで激闘も2敗目 幕内連続700回出場の節目を白星で飾れず

[ 2020年11月18日 05:30 ]

大相撲11月場所   10日目 ( 2020年11月17日    両国国技館 )

宝富士(右)を押し出しで下す北勝富士(撮影・島崎忠彦)
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 宝富士は激闘の末に2敗目を喫した。北勝富士に粘られ左を差せず、右四つの投げの打ち合いで一度は軍配をもらったが、物言いの末に取り直し。2度目もつかまえきれず、上体が起きて土俵を割った。

 2番合わせて1分50秒を超える熱戦で息も絶え絶え。幕内連続700回出場の節目を白星で飾れず、取材に応じず引き揚げた。我慢比べを制した北勝富士も疲労困憊(こんぱい)で「肺がやられた」と、帰り際まで荒い息遣いだった。

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2020年11月18日のニュース