荒磯親方 一人大関・貴景勝と新関脇・隆の勝の強さは“ぶれない腰つき”

[ 2020年11月13日 05:30 ]

大相撲11月場所 5日目 ( 2020年11月12日    両国国技館 )

大栄翔(右)を突き出しで破る貴景勝(撮影・白鳥 佳樹)
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 【荒磯親方 真眼】千賀ノ浦部屋の隆の勝と貴景勝は、ともに腰の安定感が目立っています。新関脇の隆の勝は、くせ者の霧馬山にいなされても腰の位置が一定で重心がずれないのでついていけました。ぶれない腰の位置があるので強靱(きょうじん)な足腰の力が上半身に伝わっています。4日目の若隆景戦で右を差してから腰を突き刺しながら出ていく相撲も安定感がありました。関脇の上は大関ですが、この相撲を取り続ければ上が見えてくると感じました。

 大関の貴景勝もしっかりと腰が決まっているから突きの威力が全然違っていて、ひと突きで1歩、2歩、下がらせています。もともと突き押しの相手には絶対的な自信を持っていますが、4日目の阿武咲戦、5日目の大栄翔戦も盤石でした。彼の場合、どうしてもおなかや股関節が緩んでしまうことがあったのですが、今は緩みがありません。優勝した18年九州場所のときのようなぶれない腰つきになってきました。 (元横綱・稀勢の里)

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