朝乃山、初休場 初日に右肩痛め全治4週間「しっかり治す努力するしかない」

[ 2020年11月11日 05:30 ]

大相撲11月場所3日目 ( 2020年11月10日    両国国技館 )

11月場所・初日の霧馬山戦で、右肩を痛めた朝乃山(右)
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 朝乃山が10日、日本相撲協会に「右肩三角筋挫傷で約4週間の治療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。三段目100枚目格付け出しだった16年春場所の初土俵以来、初めての休場となった。関係者によると、初日の霧馬山戦の立ち合いで相手の頭が右肩にぶつかり負傷。照ノ富士戦では右腕に力が入らず、左上手を許した状態から右のかいなも返せず完敗した。

 電話取材に応じた師匠の高砂親方(元大関・朝潮)は、再出場は難しいとの見通しを示した。このまま休場して負け越せば、来年初場所は大関4場所目で初のカド番となる。親方は「痛いうちは(再出場は)無理。ショックだろうが、しっかり治す努力をするしかない。これで終わりじゃない」と話した。

 高砂親方は場所後の12月に65歳の定年を迎えるため師匠として最後の場所だったが、愛弟子はその花道を好結果で飾ることができなくなった。

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2020年11月11日のニュース