NFLがシーズン短縮か? 感染者急増で試合数の削減を検討 プレーオフ出場チーム数は増加

[ 2020年11月11日 12:42 ]

無観客で実施された9日のジェッツ対ペイトリオッツ戦(AP)
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 NFLは10日にリモート形式でオーナー会議を行い、現在第9週まで消化している今季の日程を最終第17週(来年1月3日)を待たずして打ち切る“緊急対応策”への検討を開始。スポーツ専門局のESPNが報じているもので、レギュラーシーズン(1チーム16試合)を短縮する代わりに、今季12チームから14チームに増やしたばかりのプレーオフ枠をさらに16チームにまで拡大する案も浮上している。

 NFLでは今月に入って選手15人、関係者41人が新型コロナウイルスに感染したことが判明。試合当日の選手だけで53人がいる大所帯のチームで、しかもロードゲームのための移動も必要になっていることから、感染者と濃厚接触者の増加を防げない状況が続いている。

 ロジャー・グッデル・コミッショナー(61)は全32チームがレギュラーシーズン17試合を完全に消化する基本姿勢は堅持。しかしその一方で、感染者の急増の影響ですべてのチームが必ずしも16試合を消化するのではない“代替案”が必要になっていることは認めている。

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