貴景勝&正代 連日の三番稽古で互角の真っ向勝負「実戦でいい稽古…力をつけるためにいい」

[ 2020年10月17日 16:42 ]

<相撲合同稽古2日目>正代(右)の攻めをこらえる貴景勝(代表撮影)
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 大相撲11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)に向けた出稽古希望者による合同稽古の2日目が17日、両国国技館内の相撲教習所で行われ、新大関の正代(28=時津風部屋)と大関・貴景勝(24=千賀ノ浦部屋)が16日に続き熱のこもった稽古を展開した。

 この日は続けて相撲を取る三番稽古で計12番取って、6勝6敗。貴景勝は立ち合いから力強い出足で押し込み、徹底的に前に出た。引き技はなく、組み止められても珍しく左下手投げで仕留める場面もあった。「こんなに早く、実戦でこういういい稽古ができるのは最近ではなかった。お互い真っ向勝負だから、力をつけるためにいい」と充実の表情だった。

 これまでの調整は、じっくりと体づくりをしてから相撲を取る稽古を行ってきたが、今回は積極的に相撲を取る稽古を行っている。「自分の場合は基礎もしっかりしないといけないので、そこの兼ね合いもある。なかなかこういう機会がないので体の状態と相談しながらやっていきたい」と今後はバランスを考えながら調整していく考えだ。

 前日は貴景勝に4勝6敗だった正代は、この日は時折、持ち味を発揮した。柔らかさを生かして攻めを残すと、もろ差しでの寄りや、まわしを取ってからの投げで巻き返した。「まだまだ。一方的な相撲も目立っているので、この期間中にどれだけ戻せるか。当たってから2歩目が出ないと感じている」と冷静に課題を挙げた。

 この日は雨模様だったこともあり、国技館から650メートルほどのところにある時津風部屋からタクシーで乗り込んだ。天候がよければ歩いて場所入りすることにしている。その理由について「関係あるか分からないけど、歩けるところを歩いていた方が力士寿命が延びるかもしれない。アップにもつながると思っている」と説明した。 

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