ジョコビッチ 全仏OP11年連続16強入り!68年オープン化以降で歴代最多タイ

[ 2020年10月5日 05:30 ]

全仏オープンテニス第7日 ( 2020年10月3日    パリ・ローランギャロス )

<全仏オープン>男子シングルス3回戦、グランド整備を手伝うジョコビッチ(右)(AP)
Photo By AP

 全仏オープンテニス男子シングルス3回戦が行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(33=セルビア)はダニエル・ガラン(24=コロンビア)にストレート勝ちして同種目では1968年のオープン化以降で歴代最多タイとなる11年連続の16強入りを果たした。

 ジョコビッチが危なげなく16強を決めた。3試合連続のストレート勝ちで、いずれも相手に許したのは5ゲームのみ。全仏通算71勝はフェデラーをかわして単独2位、11年連続16強は05~15年のフェデラーとナダルが残した最多記録に並んだ。

 「開始から自分に負荷をかければ相手は逆転を信じるのが難しくなる」と先手必勝を意識。第1セットは3試合で計1ゲームしか落としていない。試合途中の雨で整備が始まると、係員のとんぼで手伝って観衆から歓声。余裕を見せた一方で屋根を閉じる際の中断が長引いたことには「天気予報は悪かった。屋根があるのにどうして(最初から)使わないのか。かなり時間の無駄だった」と厳しかった。18度目の4大大会優勝へ、自身にも大会運営にも妥協しない。

続きを表示

この記事のフォト

スポーツの2020年10月5日のニュース