鈴木規夫プロが指導 大分県ゴルフ協会がジュニア日本一を目指し強化に乗り出す

[ 2020年10月1日 06:52 ]

大分県ジュニア強化練習でショットを見守る鈴木規夫プロ
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 リオ五輪強化プログラムを全英オープン10位の“レジェンド”が伝授。大分県ゴルフ協会がジュニア日本一を目指して強化に乗り出した。選抜された中学・高校生の男女14人を1976年全英オープンで活躍し、ツアー通算16勝を挙げた別府市在住の鈴木規夫プロ(68=オハヨー乳業)が指導する。令和2年度大分県ジュニア強化指定選手強化練習・講習会の第1回は2020年9月に開催され、来年3月まで計9回行い大分から世界に飛躍するジュニアを育てる。

 「日本一のおんせん県」がジュニアゴルフでも日本一を目指して動き出した。2014年に玖珠郡出身の篠原真里亜(現まりあ、当時沖学園高3年)が長崎国体ゴルフ女子個人優勝を果たしてから全国優勝が途絶えている大分勢。今回の取り組みは「九州、全国の中で上位にいけるようレベルアップし、全国1位に返り咲くことが目標」と吉岡一郎大分県ジュニア強化委員長は狙いを話す。

 県を挙げてのジュニア強化を託されたのが別府市在住の鈴木規夫プロだ。国内男子ツアーで通算16勝を挙げ、76年の全英オープンでは初日トップに立つ快挙を演じて最終10位。当時の日本人最高位に入り、日本人による全英挑戦のパイオニアとなったゴルフ界の“レジェンド”である。また日本ゴルフツアー機構(JGTO)の理事も務め、ゴルフ競技が復帰したリオ五輪に備えたオリンピックゴルフ競技対策本部強化委員として13年から4年間、選手の強化を担当した。鈴木は大分のジュニアにその五輪強化メソッドを惜しみなく注ぎ込み、技術向上を図るつもりだ。

 9月22日、第1回強化練習・講習会が別府市の城島高原ゴルフクラブで開催され、鈴木は「ここから九州一、日本一を狙える選手を出したい。自分の体の動きを理解しケガを防ぐこと、いつも謙虚であることが大事」と心構えを話した。フィジカル担当の二串幸之助レッシュ・プロジェクト九州支部長が身体特性の診断、柔軟性改善の指導なども行った。強化練習は3月まで合計9回にわたって行われる。

 ○…19年3月、九州中学校ゴルフ春季大会で優勝した吉田京介は「体の動きの特性を教わった。今まで背中の方を意識していたが、逆に胸側を意識した方が動きやすいと分かった。勉強になった」と効果を口にする。女子の益永彩未は4月に開催されたOBS九州女子ジュニア(大分東急)中学の部で優勝。「より上手な体の使い方が分かってよかった。教わったことを取り入れてもっとうまくなりたい」と向上心を見せた。

 ◇大分県ジュニア強化選手
 【男子】 
吉田 京介 代々木高(1)
石井 大聖 大分高(2)
柳井 洸祐 大分中(1)
梶原 敦也 大分高(1)
松本 大樹 大分高(2)
伊東  渚 大分中(3)
吉田 主爽 中津城北中(1)
 【女子】 
益永 理央 大分高(1)
益永 彩未 大分中(3)
内藤 舞美 大分高(1)
小出 芽依 大分中(1)
小桜  咲 大分高(1)
佐藤 来春 大分高(1)
羽田菜々夏 大分中(3)
(氏名と学校・学年)

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