鉄棒専念の内村航平「どうしても世界で一番を」新技ウチムラへの思いも語る

[ 2020年7月29日 19:41 ]

オンラインで取材に応じた内村
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 体操男子の内村航平(31=リンガーハット)が29日、オンラインで取材に応じた。

 種目別の鉄棒に専念して来夏の東京五輪で金メダルを狙うキングは、27日からの強化合宿に参加。五輪連覇など世界大会8連覇の個人総合ではなく、両肩に抱える痛みから鉄棒に絞った理由を問われると本音が漏れた。

 「実際は6種目で狙いたい。今でも6種目で行きたい思いは変わっていない。どうしても肩の痛みが取れなくて、苦しい中でやっていくよりは痛みが少ない方法で、世界でも評価されている鉄棒で行った方が、自分としてもサポートしてくれる人のためにも気持ち良く五輪に行けるんじゃないかという思いがあって。個人総合、団体を諦めたわけじゃない。前向きに考えて、この状況で輝ける方法はこれしか見つからなかった。結構、悩んだ。6種目のこだわりは今でも捨て切れていない」

 今でも個人総合への熱い思いはあるが、鉄棒中心の日々を送る。鉄棒を行う上では、痛みはないという。患部には100本以上の注射を打ってきたが、6月中旬を最後に病院には行っていない。9月の全日本シニア選手権(群馬)や五輪に向け、18年にも練習していたH難度の「ブレトシュナイダー」にも再挑戦。世界の頂点に何度も輝きながら、まだ自身の名がつく「ウチムラ」という技を保持していない。「新技ねえ。欲しいですよ」としながら、「あえて“ない”のもありかな。“あれだけ個人総合勝ったのに、名前ついた技ないらしいよ”といういのもありかなと思っている」と笑った。

 個人的な目標について、これまで「結果はついてくるもの」とすることが多かったが、今は明確な決意がある。「どうしても世界で一番を取りたい」。新型コロナウイルスの影響で延期となった夢舞台の開幕まで、1年を切った。スペシャリストとして歩む31歳が、まだ手に入れていない五輪種目別のタイトルを狙う。  

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