遼が高校生ゴルファー救う!全国後輩たちのために独自大会開催発表

[ 2020年7月29日 05:30 ]

石川遼
Photo By スポニチ

 男子ゴルフ通算17勝の石川遼(28=CASIO)が28日、高校生ゴルファーを対象とした競技大会「The “One” ジュニアゴルフトーナメント」を開催すると発表した。8月24、25日の2日間競技で、会場は神奈川県の横浜CC西C。新型コロナウイルス感染拡大により全国高等学校ゴルフ選手権(スポニチ後援)が中止に追い込まれるなど、出場機会を失ったジュニアゴルファーに活躍の場を提供する。

 出場機会を失う高校生ゴルファーたちに特別な舞台を――。その一心で、石川が立ち上がった。

 「ジュニアゴルファーが出場を予定していた多くの大会が中止などの措置を強いられ、貴重な真剣勝負の場を失っています。活躍できる舞台をわずかでも創出したいという思いから、大会実施に向け準備をスタートしました」

 8月開催予定だった全国高等学校ゴルフ選手権、そして日本ジュニア選手権と次々にジュニアゴルファーが目指していた大会が中止に。自身も学生時代に出場し、日本一を目指した舞台がなくなっていく状況に「何かできないか」と模索した。関係競技団体である日本ゴルフ協会や日本高等学校・中学校ゴルフ連盟の賛同を得た上で、新たな大会の開催を決断。プロトーナメント関係者への支援活動も行うなど、ゴルフ界全体のことを考える石川だからこその行動と言える。

 大会名の「The “One” ジュニアゴルフトーナメント」は自ら考案。コロナ禍という未曽有の事態に、関係する競技団体が一つになり、今回1度しか開催しない大会をつくっていくという意味を込めた。8月24、25日の2日間で行われ、高校生男女各48人が出場。男女のナショナルオープンが開催された名門・横浜CCが会場となる。もちろん、出場選手への10日前からの検温実施や会場入場時の体調申告など感染防止対策を講じた上で実施する方針だ。

 現在、石川は海外メジャーの全米プロ選手権出場に向けて米国内で自主隔離を行っているさなか。大会広報を通じて、「大会終了までの政府および周辺自治体の見解を注視しながら、開催可否も含めて判断してまいります。ジュニア自身が目指すプレーを少しでもできることを願っています」とコメントした。トッププロとしてのプレーだけでなく、その行動力でもジュニアゴルファーに夢を提供する。

 ≪“緑の甲子園”12月に団体戦のみ≫“緑の甲子園”と呼ばれる全国高等学校ゴルフ選手権は、男女の個人・団体戦が行われており、今年は栃木県で8月に開催が予定されていたが、12月に団体戦のみ代替大会を行う予定。個人の部では倉本昌弘、丸山茂樹、松山英樹、宮里藍、横峯さくら、青木瀬令奈らが歴代優勝者に並ぶ。ジュニアゴルファー日本一を決める日本ジュニア選手権も8月に埼玉県で予定されていたがコロナ禍で中止された。

 ▽大会概要 競技は36ホールストロークプレーの予選カットなしで行われる。出場資格は日本アマチュアランキング(高校生のみ)および、昨年の全国高等学校ゴルフ選手権の成績を参考に選出した男女の上位各43人。さらに、大会が推薦する高校3年生の男女各5人の計96人が予定されている。大会期間中は家族のみ会場への入場が可能となる。

 【石川遼のコロナ禍での取り組み】
 ☆松山英樹×石川遼プロジェクト 感染防止の支援プロジェクトを松山英樹と立ち上げ、慈善オークションでの収益金で医療従事者への支援を実施。また、YouTubeで新生活様式でのラウンドなどを紹介した。

 ☆トーナメント・プレーヤーズ・ファウンデーション プロツアーの中止が相次ぐ中、経済的損失を受けたトーナメント関係者支援のために青木瀬令奈らと5選手で設立。クラウドファンディングで2500万円を目標に寄付金を募り、審査をした上で希望者に給付をする計画。

 ☆石川遼×渋野日向子ドリームマッチ 医療従事者支援のチャリティーマッチを渋野日向子と開催し、26日にテレビ朝日系列で放映された。チャリティーによる寄付金全額、オークションやグッズの売り上げの一部が日本感染症学会のほか、各ゴルフ団体にも寄付される。

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