白鵬敗れ優勝争いは朝乃山と照ノ富士が1敗で並ぶ 八角理事長は「面白くなった」朝乃山には「欲出して」

[ 2020年7月29日 20:06 ]

大相撲7月場所11日目 ( 2020年7月29日    両国国技館 )

<大相撲7月場所 11日目>押し出しで大栄翔に敗れた白鵬(左)(撮影・西海健太郎)
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 優勝争いの単独トップに立っていた横綱・白鵬が大栄翔に敗れ、新大関の朝乃山と幕尻の元大関・照ノ富士が1敗で首位に並んだ。

 白鵬は立ち合いで正面から当たっていったものの、まわしを取れずに、いなされて大栄翔に後ろに回り込まれ押し出された。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「バランスを崩してしまったな。密着して取りたかったけど、大栄翔に距離をあけられた。(これで優勝争いが)面白くなったね」と話していた。

 また、朝乃山は輝戦でもろ差し十分の形から寄り切って1敗を守った。これで新大関の場所で2桁に白星をのせた。八角理事長は「本人はそれは気にしていないんじゃないかな。ここまで来たら(意識しているのは)優勝だろう。欲を出してほしいね」と期待した。

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2020年7月29日のニュース