田子ノ浦親方、泥酔は「場所中かどうか分からない」出掛けた時期、明言せず

[ 2020年7月29日 05:30 ]

田子ノ浦親方
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 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は28日、田子ノ浦親方(44)=元幕内・隆の鶴、本名積山伸一、鹿児島県出身=が夜間に外出して飲食をしたとして、27日に鏡山危機管理部長(元関脇・多賀竜)から厳重注意を受けたと明らかにした。28日の新型コロナウイルスの抗原検査は陰性だったという。

 接待を伴う「夜の店」ではなかったというが、酔った姿がインターネットに出回ったことに芝田山部長は「不要不急の外出はしないという状況の中で、弟子を抱える師匠が泥酔状態で写真を撮られ、ネットに載せられてしまうのは不適切。自覚を持ってもらわないと」と語気を強めた。

 出掛けた時期について同親方は「場所中かどうか分からない」と明言していないという。4カ月ぶりに開催している7月場所では阿炎らが場所前と場所中に外食した上「夜の店」に行ったことが問題になり、27日に八角理事長(元横綱・北勝海)名で感染防止ガイドラインの熟読を各部屋へ通達したばかり。芝田山部長は「はなっからこういうことで、どうすればいいんだよ」と嘆き、秋場所も不要不急の外出を禁止する可能性を示唆した。

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2020年7月29日のニュース