霧馬山 “横綱の圧”体感 初の三番稽古で鶴竜に10番全敗「さすが凄い横綱」

[ 2020年7月9日 05:30 ]

19日初日 7月場所

初めて三番稽古を行った鶴竜(右)と霧馬山 

 大相撲7月場所(19日初日、両国国技館)を自己最高位の西前頭3枚目で迎えるモンゴル出身の霧馬山(24=陸奥部屋)が8日、都内の同部屋で兄弟子の横綱・鶴竜(34)と三番稽古を行った。

 昨年、井筒部屋から陸奥部屋に移籍した鶴竜は出稽古で調整することが多いため、これまで胸を借りることはなかった。初の三番稽古では相撲を取る稽古を再開した横綱の圧力に圧倒され、10番取って全敗。

 電話での代表取材に「さすが凄い横綱だなと思いました」と最高位の実力を体感した。7月場所は初めて横綱、大関と対戦することになる。「緊張しているけど、凄い楽しみ」と本場所が待ち遠しい様子。幕内3場所目のホープは、横綱の胸を借りて飛躍を目指す。

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2020年7月9日のニュース