フィギュア新規定適用を取り消し 基礎点変更なし ISUが正式決定

[ 2020年7月9日 09:59 ]

 国際スケート連盟(ISU)は8日、2020~21年シーズンから適用予定だったフィギュアの新規定を正式に取り消すことを発表した。新シーズンは昨季と同じ規定が適用される。

 5月11日に発表された新規定は、4回転ジャンプのルッツとループの基礎点をフリップと同じ11・00点に変更。前向きに踏み切るアクセルを除いて最高難度だったルッツが0・50点下がる一方で、プログラムに組み込む選手の少ないループは0・50点上がった。3回転ではルッツの基礎点が5・90点からフリップと同じ5・30点に修正されていた。

 ISUは新型コロナウイルスの影響で練習再開が遅れていることを考慮し、6月18日に新規定を保留にすると発表。22年北京五輪に向けたプレシーズンでの適用を取り消したことで、五輪本番も現行の基礎点のまま実施する可能性が高まった。

 また、新シーズンはジャンプの回転不足の判定が緩和される。従来は回転が4分の1足りないジャンプは回転不足として基礎点は80%とされていたが、新シーズンから4分の1の回転不足は出来栄え(GOE)こそマイナス評価となるものの、基礎点の減点はなくなった。

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