1964年東京五輪使用の旧聖火台、国立に戻り“再点火”

[ 2020年6月24日 05:30 ]

国立競技場の敷地内で火がともされた1964年東京五輪の聖火台。燃焼テストに偶然居合わせた通行人から歓声が上がった
Photo By 共同

 新型コロナウイルス感染症の影響で来夏に延期となった東京五輪・パラリンピックで、メインスタジアムとなる新たな国立競技場に、1964年東京五輪で使われた聖火台が戻り、23日にテストとして火がともされた。

 東側のゲート付近で常設展示される予定だ。旧聖火台は旧国立競技場の解体に伴い、2015年に宮城県石巻市に移設。岩手、福島両県や、製造された埼玉県川口市にも貸し出された。日本スポーツ振興センター(JSC)によると、今月9日に新たな競技場に搬入され、月末まで展示に向けた作業を続ける。

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2020年6月24日のニュース