経済波及効果は過去最大6464億円 19年ラグビーW杯日本大会分析発表

[ 2020年6月24日 18:31 ]

19年、ラグビーW杯日本代表の選手たち
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 日本ラグビー協会は24日、昨年開催されたW杯日本大会の成果分析リポートを発表し、経済波及効果が大会前試算の4372億円を大きく上回る、過去最大の6464億円となったことなどが報告された。約24万2000人の観戦訪日客による消費が3482億円を占め、1人あたりの消費額は約68万6000円で、平均で16泊していた。インバウンド効果が絶大だったことが証明された。

 総入場者数は172万人で、248万人だった15年イングランド大会、219万人だった07年フランス大会を下回ったものの、チケット完売率は過去最高の99%を記録。SNSによる大会関連動画再生回数は15年大会の5倍以上となる20億4000万回に達した。この他にもテレビ視聴者のべ数が8億5700万人、ファンゾーン入場者数は114万人に上った。

 レポートでは非伝統国初、アジア初の開催となった大会で、チケット販売の苦戦が予想されながら、なぜ99%もの高い完売率を記録したかを分析。推計84万枚を購入した国内コアファン、19年1月以降の購入率が伸びた非コアファン、海外からの観戦客の3者全てが旺盛な購入意欲を示したことが要因とした。また“にわかファン”や訪日観戦客の行動特性、台風19号による中止3試合の決定経緯も報告された。

 日本協会はすでに、将来的なW杯再招致の意思を示している。森重隆会長も「私たちは本大会の成功によって得た貴重なレガシーを継承し、ラグビーが国民的なスポーツとしてより広く親しまれますよう今後も努力してまいります。また、チャンスがあればぜひ再びラグビーワールドカップを招致し、日本代表を世界一の代表チームにしていきたいと考えております」などとコメントを寄せた。

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