レイカーズのブラドリーが再開シーズンを欠場 家族の健康を優先

[ 2020年6月24日 12:51 ]

再開シーズンへの不参加を表明したレイカーズのブラドリー(AP)
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 NBAの西地区全体で首位に立っているレイカーズ(49勝14敗)で、今季44試合に先発していたガードのエイブリー・ブラドリー(29)が、妻と3人の子どもとの生活を優先させるとして、7月30日に始まる再開シーズンには出場しないことを表明した。スポーツ専門局のESPNによれば、6歳の息子が呼吸器に疾患があり「ほんのわずかなリスクでも家族の健康が最優先。そんな決断をすることになるとは考えてもいなかった」と語っている。

 NBAでは24日までに理由を明らかにすれば再開シーズンへの不参加を認める方針。ただし試合数分のサラリーはカットされるため、年俸476万7000ドル(約5億1000万円)のブラドリーは65万ドル(約7000万円)を失うことになる。なお同選手は当初、人種差別問題を理由に再開シーズンへの合流に難色を示していた。

 再開シーズンへの出場を取りやめる手続きを済ませた選手は判明しただけで3人目。すでにウィザーズのシューター、ダビス・バターンズ(27)が膝の故障再発のリスク、トレイルブレイザーズの先発フォワードのトレバー・アリーザ(34)が、12歳の息子の養育問題で不参加を表明している。

 なおブラドリーの離脱で、レイカーズは新規契約が1人可能となるが、かつてキャバリアーズでレブロン・ジェームズ(35)とチームメートだったガードのJR・スミス(34)がその候補に挙がっている。

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