五輪組織委の武藤事務総長「IOCと一致して情報発信」

[ 2020年6月12日 19:48 ]

東京2020組織委員会の武藤敏郎事務総長
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は12日、都内で理事会を開いた。新型コロナウイルスの影響で来夏に延期となった大舞台。理事会後の会見に出席した武藤敏郎事務総長によると、理事からは「IOC(国際オリンピック委員会)からの情報発信で混乱が生じていたように思うが、どうなっているのか。組織委員会がIOCと意見交換をして混乱がないようにすべき」という意見が出たという。

 IOCの幹部が、10月までには開催可否を判断する見方を示したと海外メディアに報じられたこともあった。IOC発の情報で混乱したのは事実だが、10日のIOC理事会で意見交換を行ったとした武藤事務総長は「いまやIOCと組織委員会は一致して情報発信をしている」と説明した。

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