柔道　今月中にも代表合宿再開へ　強化選手ら50人にPCR検査実施

　全日本柔道連盟の中里壮也専務理事がオンラインでの取材に応じ、東京五輪日本代表ら強化選手、男女代表監督・コーチら約50人のPCR検査および抗体検査を実施した上で、健康面に問題がなければ、今月中にも代表合宿を再開する考えを示した。

　検査は今週中に東京都文京区の講道館ビルクリニックで実施。問題がなければ合宿は東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで再開し、段階的に各大学や地方などに広げていく。

　中里氏は「（新型コロナウイルスの）感染拡大がしないと分かれば、例外的な扱いをする。競技力を上げないといけない」と特例的に相手と組み合う練習の早期再開を認める方針。また近日中に連盟の登録会員向けのウェブコンテンツを開設する考えを明かした。