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松山&遼が支援タッグ! オークション収益を医療従事者に寄付「2人で何かできることを」

[ 2020年6月9日 05:30 ]

クラブ2本分の距離を保つ松山(左)と石川(2人のYouTubeチャンネルから)

 男子ゴルフの松山英樹(28=LEXUS)と石川遼(28=CASIO)が8日、新型コロナウイルス感染拡大防止の支援プロジェクトを立ち上げたと発表した。「エールオークション」に使用品を出品し収益金を寄付するほか、YouTubeに2人で新たなチャンネルを開設するなど、がっちりタッグ。コロナ禍と闘う全ての人を支えていく。

 米ツアーを主戦場とする松山と日本ツアーで戦う石川。ゴルフ界を代表する2人がタッグを組んだ。コロナ禍という未曽有の事態に対し、「松山英樹×石川遼プロジェクト」として活動を開始。最前線で闘う医療従事者への活動支援を行う。

 「僕たちはファンの皆さまに声援を頂き、それをパワーに変えて頑張ることができています。感謝の気持ちを込めて僕たち2人にできることはないかと考え、支援プロジェクトを発足しました」

 3月中旬に米ツアーが中断し、松山は帰国。石川に電話をかけ、「(何か)やろうよ」と慈善活動を提案したという。これに石川も「2人で何かできることを」と応じ、プロジェクトを発足させた。

 この日開始したオークションでは、代表としてともに戦った16年ISPSハンダW杯のサイン入りピンフラッグやキャップなどゴルフ用品を8点出品した。また、YouTubeチャンネルも新たに開設。コロナ後の新生活様式を取り入れながらの暮らしの中で「少しでも楽しんでもらえるものを」との願いを込めた。第1回は「握手をしない」「自らバッグを担いでプレーする」など、感染予防を実践しながら行う2人のラウンドの様子を配信した。

 松山はすでに再渡米しており、今週から再開する米ツアーで次週以降の出場を見据えてフロリダ州で調整中。一方、石川は最短で8月となる国内開幕に向けて練習を重ねている。動画の中で松山は「大変な時だからこそ、みんなの力になりたい。微力ながら貢献させていただきたい」と思いを語った。

 【YouTubeでラウンドの模様を配信】
 ☆ソーシャルディスタンス 横に並んだ2人が4Iを腰の位置から地面と水平にかざして、社会的距離を取ることを約束
 ☆握手なし ティーイングエリアでは握手はご法度。お互いが帽子を取ってお辞儀をしラウンド開始。
 ☆バンカー 「ニューノーマル」の一環として、砂を慣らす器具(レーキ)を置かず、足などで慣らしてプレー。
 ☆キャディーなし キャディーバッグはプレーヤーが自ら担いでラウンド。

 《互いに認め合う思いが生んだ共闘》松山と石川は、16年W杯を一緒に戦った。世界ランキング上位だった松山が、パートナーとして同学年の石川を指名。6位だった。

 松山が米ツアーデビューをした13~14年開幕戦は、米参戦の1年先輩、石川がエスコートする形で2人で練習ラウンドをしている。中学の全国大会で知り合い、「遼」「英樹」と呼び合う仲。会えばよく話をする。しかし、基本的に食事や練習は別行動だった。

 石川が先に国内ツアー優勝、賞金王、米ツアー参戦。松山はその後に続き、石川が手にしていない米ツアー勝利を挙げた。交差するような歩みから、「石・松」はライバルとして常に比較されるが、根っこの部分では互いに認め合っている。自分たちが先頭に立ってゴルフ界を盛り上げるしかない。その思いが今回の共闘を生んだのだろう。

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