ウィザーズが「再開枠」へ! 8試合消化で東地区8位に4差以内なら2試合制の“決戦”

[ 2020年6月4日 10:00 ]

オーランドでの「再開シーズン枠」に入りそうなウィザーズの八村(AP)
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 NBAは3月12日から中断しているレギュラーシーズンをどのように再開させるのかを4日(日本時間5日)のオーナー会議で決定するが、AP通信やスポーツ専門局のESPNなどが、採択される運営方式の骨子について言及。フロリダ州オーランドの「ESPNワイド・ワールド・オブ・スポーツコンプレックス・アンド・ディズニーワールド・リゾート」で一括開催される再開案では東西両地区の1位から8位までの計16チームと、「地区8位に6ゲーム差以内」の計6チームを加えた22チームが「8試合限定」のレギュラーシーズンを行うことが確実になった。

 本来ならレギュラーシーズンは82試合だが、もっとも多く消化するケースでもマーベリクス(40勝27敗)の75試合どまり。中断時点で東地区全体の9位につけていた八村塁(22)が所属するウィザーズ(24勝40敗)は8位マジック(30勝35敗)に5・5ゲーム差と条件を満たしているために“下限”ギリギリでオーランド行きの切符を獲得する。

 この8試合の中でプレーオフ枠(両地区8位以内)に入る必要はなく、終了時点で「8位に4ゲーム差以内」だった場合には2試合制の「プレー・イン・トーナメント」へ突入。9位チームが2試合とも8位チームに勝った場合には“8位扱い”としてポストシーズンに突入できるだけに、ウィザーズにもチャンスが出てきた。東地区全体7位のネッツ(30勝34敗)に対してもウィザーズは6ゲーム差。“決戦”にひきずり込むためのターゲットは2チーム存在している。

 ただし8試合中、リーグ全体で首位に立っているバックス(53勝12敗)と2回対戦すると見られており、8位のマジックに対しては今季4戦全敗。マジックはプレーオフ進出への“準マジックナンバー”が「7」となった状態で再開シーズンに入るため、ウィザーズに対して優位であることに変わりはない。

 一方、西地区では渡辺雄太(25)が所属するグリズリーズが8位で、9位のトレイルブレイザーズ、10位ペリカンズ、11位キングス、12位スパーズ、13位サンズを含めた計6チームが残り1枠を争う展開。グリズリーズとトレイルブレイザーズ、ペリカンズ、キングスの3チームは3・5ゲーム差だけに、東地区とは違って大混戦の中で8試合を消化することになりそうだ。

 なお中断時点ですでにプレーオフ進出を決めていたのはバックス、ラプターズ、セルティクス、レイカーズの4チーム。しかし残り試合が「8」に設定されると、東地区ではヒート、ペイサーズ、76ers、西地区ではクリッパーズ、ナゲッツ、ジャズ、サンダー、ロケッツ、マーベリクスもポストシーズン進出を保証された形で再開シーズンを迎えることになる。また渡辺のようにマイナー(Gリーグ)との「2―WAY契約」を締結している選手は本来、プレーオフへの出場資格がないが、新型コロナウイルスの感染の影響もあって今季は特例で認められる可能性がある。

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