NBA　再開に前向き　コロナ検査方法を全チームで統一

　NBAのアダム・シルバー・コミッショナーと各チームの幹部が電話会談を開き、3月から中断している今季の再開を前向きに検討し始めたことが分かった。米スポーツ専門局ESPNなどが13日に報じたもので、今後2～4週間で決定するという。

　再開にあたってはコロナウイルスの検査方法を全チームで統一する方針で、シルバー・コミッショナーは再開後に感染者が出てもシーズンを中断しない考えを示したという。全日程を消化するかなど形式は未定だが、感染拡大リスクを避けるために全チームを1カ所に集めて開催する場合はオーランド（フロリダ州）かラスベガス（ネバダ州）が有力という。

　外出制限が緩和された州や市に本拠を置くチームは、施設を使用しての個人練習が認められている。13日にヒートが練習を再開し、活動再開は全30チームの3分の1にあたる10チームとなった。