マイケル・ジョーダンの長女が感動 ドキュメント「ラストダンス」で父のすべてを知る

[ 2020年5月15日 10:58 ]

父について語ったジャスミン・ジョーダンさん(AP)
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 スポーツ専門局のESPNなどでオンエアされたNBA元ブルズのマイケル・ジョーダン氏(57=現ホーネッツ・オーナー)のドキュメント「ラストダンス」は全米で高視聴率を稼いでいるが、AP通信がこのほど前妻ファニータ・バノイさん(60)との間に生まれた3人きょうだいの末っ子で長女でもあるジャスミン・ジョーダンさん(27)を取材。インタビューに答えたジャスミンさんは「父はプレッシャーと大きな期待を背負っていた中で挑戦を続けていたことがわかりました」と、まだ子どもで何もわからなかったころのジョーダン氏の“真実”を目の当たりにした心境を明らかにした。

 「ラストダンス」はジョーダン氏にとって最後の優勝となる1997~98年シーズンを描いたドキュメント。ジャスミンさんは父が2度目の優勝を飾る1992年のファイナルまではまだこの世に存在しておらず「一人のファンのような感じで(ラストダンス)見ました」と語っていた。そして「試合の前に見せた尋常ではないエネルギーとか情熱とかは私にも見せていました」とコート上と家庭内での共通点も指摘。「テストの際には私を奮い立たせようとしていましたが、そこは選手時代と同じなんだなと感じました。おかげでA(成績の優)がひとつかふたつ増えましたね(笑)」と自分以上に周囲にいる人間を燃えさせようとする父の姿に感動していた。

 ジャスミンさんは昨年、自分の母校でもあるシラキュース大の元バスケットボール選手、ラキーム・クリスマス氏との間の第1子となる長男のラキーム・マイケルくんを出産。「祖父」となったジョーダン氏については「毎日、孫の姿をスマホで見ています。日々、絆が強くなっていってますね」と“好々爺”となった父の最近の姿を口にしていた。

 ジャスミンさんには2人の兄がいて、ジョーダン氏は27歳になった娘をまだ「プリンセス」と呼んでいるとのこと。なおジョーダン氏には2013年に再婚したイベット夫人(41)との間に6歳になる双子の娘がいる。

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