ラグビー日本代表、イングランド戦など春のテストマッチ3連戦中止

[ 2020年5月15日 15:30 ]

ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフHC
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 日本ラグビー協会は15日、新型コロナウイルスの世界的感染拡大を受け、今夏(6、7月)に予定されている全てのテストマッチ(国際試合)を中止すると発表した。昨年のW杯で史上初の8強入りした日本代表は6月27日にウェールズと、7月4、11日にイングランドといずれも日本国内で対戦予定だった。

 日本協会では3月中から、各国協会と断続的に協議。健康面、安全面を第一優先に、実施へあらゆる可能性を探ってきた。しかし初戦まで1カ月半を切る中、日本国内の新型コロナの完全収束は見通せていない。選手も全世界的に活動を再開できておらず、国によっては厳しい移動制限や入国後の隔離を求めており、実施は不可能と判断した。

 日本代表にとっても世界屈指の強豪を迎えての3連戦は、23年W杯フランス大会への新たな船出となる予定だった。リーチ・マイケル主将(31=東芝)ら19年W杯代表メンバーに加え、新戦力の育成や発掘にとっても重要な試合だっただけに、絶好の機会を失うことになった。

 ▼森重隆会長のコメント
 「いつもラグビー日本代表へ温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。今年の日本代表戦を多くの皆さまに楽しみにしていただいている中、6月と 7 月に予定していたウェールズ代表戦およびイングランド代表戦が中止になったことは残念であります。しかしながら、何よりも今は関係者一同が一丸となって新型コロナウイルス感染拡大防止に努める時期と考えております。そして、安全な環境のもと万全の準備をもって、グラウンドで皆さまを笑顔でお迎えしたいと思います。一日も早い事態の収束と、皆さまのご健康を心よりお祈りしております」

 ▼ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチのコメント
 「ウェールズ代表とイングランド代表との貴重な対戦機会が失われ、今年の日本代表活動を開始できないことは残念ですが、世界的なコロナウイルスの感染状況を考えるとやむを得ないことであり、今は家にいて家族とともにいる時間だと考えています。選手達にはできるだけベストコンディションを維持するためのプログラムを渡してありますが、何よりも大切なのは、このとても困難な時に、彼らが安全に、そして、健康で家族と共にいることです。
いつも応援下さる日本のラグビーファンの皆様の健康をお祈りしつつ、また近くお目にかかれますことを楽しみにしています。共にこの難局を乗り切っていきましょう」

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