ゴルフ男女国内ツアー シード権の来季への持ち越し検討

[ 2020年5月15日 05:30 ]

 試合数が大幅に減少した国内男女のゴルフツアーが、シード権を来季に持ち越すなどの特別措置を検討していることが14日までに分かった。男子は国内開幕戦から7戦連続で中止。この日は日本プロゴルフ協会が7月2日に開幕予定だった日本プロ選手権(栃木・日光CC)の当該週の開催を見送ることを発表した。6月15日に開催可否を決めるが、先行きは不透明で、今後も試合数減少が予想される。

 日本ゴルフツアー機構関係者は「通常の年とは違う認識を持っている。シードの特別措置も検討段階に入っています」と明かした。

 一方、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は選手、関係者に今季17試合を消化できれば来季のシード選手らを決めると通達済み。全37試合中18試合が中止となったことに加え、日本ゴルフ協会主催の日本女子オープンと出場人数に制限がある2大会はカウントしない方針で、すでに残りは16試合となった。JLPGAは「17試合に達していないので、早急に新たなルールづくりを考えないといけない」と見解を示した。

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2020年5月15日のニュース