八村塁 コロナ禍で練習できない高校生へ 映像でプレー見て!「いろんな勉強ができる」

[ 2020年4月15日 09:30 ]

ウィザーズ八村塁(AP)
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 NBAウィザーズの八村塁(22)が15日、チームの公式ツイッターでライブインタビューに応じた。ファンから募集した質問に英語と日本語の両方で答え、今季の自身の成長ぶりやチームについて説明した。

 「プレシーズンでBリーグのチームと対戦するとしたら、どのチームや選手がいいか?」との質問には「トヨタ(アルバルク東京)ですね。日本でも上位のチームだし、知っている選手も多いので、やったら面白いのでは。(個人で)対戦するなら(千葉の)富樫」と回答。故郷の富山(グラウジーズ)との対戦について振られると「面白いかも」と答えた。

 また、「今、一番食べたい日本食は?」との問いには「すき焼きですね。日本に帰ったらまず最初に食べるので」と即答。母・麻紀子さんが米国へ来てつくってくれたこともあるそうで、「生卵で食べます」と明かした。

 NBAで実際にマッチアップして最も手強いと思った相手に挙げたのは「憧れていた」というカーメロ・アンソニー(トレイルブレーザーズ)。さらに59得点を許したジェームズ・ハーデン(ロケッツ)の名前も挙げ、「抑えるのは難しかった」と振り返った。

 現在は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でNBAも中断され、世界中でスポーツができない状況に陥っている。練習ができない高校生へのアドバイスを求められた八村は、自身が故障離脱中に試合の映像を見て研究した例を挙げ「テレビでプレーを見ていろんな勉強ができる。自分もあれだけ見たことがなくて、学ぶことがあった。いいチャンスと捉えて、ポジティブにいかないと」とコメント。

 感染拡大防止へ手洗いやうがいの大切さを改めて訴え、「どれだけハッピーでいられるかも大事。ストレスは良くないと思う。家族や友だちと過ごしたり、楽しいことを見つけて、どれだけポジティブでいられるかが大切。しっかりとみんなで力を合わせて乗り越えていけたら」と呼びかけた。

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