先場所幕尻Vの徳勝龍　初日から3連敗　八角理事長「最初から上位と当たるのはね…」

大相撲春場所3日目 （ 2020年3月10日    エディオンアリーナ ）

＜大相撲春場所3日目＞北勝富士に押し出しで敗れ、天を仰ぐ徳勝龍（撮影・坂田　高浩）
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　初場所で幕尻優勝した徳勝龍は北勝富士に押し出され初日から3連敗を喫した。土俵際でもつれ、物言いが付く微妙な一番になったものの、嫌な流れを止めることはできなかった。

　館内の役員室でテレビ観戦した八角理事長（元横綱・北勝海）は「最初（序盤）から上位と当たるのはね…。（先場所のように）連勝して上位と当たるのとは違うからね。。先場所は押し込んでからの（得意の）突き落としだった。でも今場所は攻められての突き落とし。そういうところだろうね」と苦戦の理由を解説した。

　それでも、土俵の下で徳勝龍戦を見守った高田川審判部副部長（元関脇・安芸乃島）は「よくやっている。（対戦する）周りもそうは（簡単に）いかないよと思ってやってますから。でもいい相撲を取っていますよ」とここまでの相撲内容を評価していた。