一二三、勝負カラー“赤ネクタイ”で渡独 丸山故障で欠場に「やることは一つ」

[ 2020年2月18日 05:30 ]

マスク姿で成田空港のチェックインカウンターに並ぶ阿部一二三(右)と妹の詩
Photo By 共同

 柔道の東京五輪代表選考会の一つ、グランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会(21~23日、ドイツ)に出場する男子66キロ級の阿部一二三(22=日体大)が17日、成田空港から出発し「圧倒的な柔道で優勝を目指す」と決意を語った。

 同大会は昨年の世界王者、丸山城志郎(ミキハウス)も出場予定だったが、左膝の故障で欠場。同時出場して成績が下回れば、27日の全日本柔道連盟の強化委員会で、丸山の内定が確実視されていた。阿部にとっては4月の全日本選抜体重別選手権(福岡)での直接対決に持ち込むチャンス。「(丸山は)欠場になったが、自分がやることは一つ」とまずは大会に集中する構えだ。

 昨年は左脇腹や左足など、ケガが相次いだ阿部。世界選手権も銅メダルにとどまったが、同11月のGS大阪大会では丸山との直接対決に勝って優勝し、上昇気流に乗る。この日もシャープな顔つきで「ベストコンディションだと思う」と絶好調宣言。「こだわった」という試合ではくパンツと同じ、勝負カラーの赤ネクタイを締め、決戦の地へと旅立った。

 《妹・詩も冷静》妹で女子52キロ級の詩(日体大)は2番手の志々目愛(了徳寺大職)が今月のGSパリ大会で3位止まりだったこともあり、27日の内定が確実。「試合で自分の柔道をして勝ちきることだけを頭に置きたい」と冷静に語った。阿部詩と同様の立場にある同48キロ級の渡名喜風南(パーク24)も「五輪にとらわれず、変わらずにやりたい」。男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)は「日本の60キロ級は高藤だというのを柔道で表現したい」と意気込んだ。

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