2年連続賞金王に輝いた今平2020新年の誓い コントロールで勝負し“地元埼玉開催”五輪出場だ!

[ 2020年1月10日 05:30 ]

2020年の抱負を語る今平周吾
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 昨季、2年連続賞金王となった今平周吾(27=フリー)が9日(日本時間10日)開幕の米ツアー競技、ソニーオープン(ハワイ・ワイアラエCC)で今季初戦を迎える。日本ツアーで過去に連続賞金王となった選手は尾崎将司、青木功、中嶋常幸、片山晋呉の4人だけ。いずれも永久シードの保持者で、そうそうたる顔ぶれの仲間入りを果たした今季はさらなる飛躍が期待される。注目の五輪イヤーを迎え、その決意を聞いた。

 ――2年連続の賞金王、昨年を振り返って?
 「最終戦(日本シリーズ)はああいう感じで負けましたけど、1年を通すと凄くいい1年でした」

 ――連続賞金王は永久シード選手ばかり。
 「僕はまだまだそういう感じではないので、これからどんどん成長していけばいいかなと思います」

 ――海外メジャーは悔しい結果になった。
 「4つとも予選を通れなかった。悔しさもあります。そういうのがあるからこそ、今年はメジャーでの予選通過を目標にしていきたい」

 ――世界の壁、難しさを感じた?
 「日本ツアーからいきなり世界のメジャーに行くとコースの難しさ、ラフの長さやグリーンやフェアウエーの硬さとか…。そういうものになかなかなじめなかった」

 ――飛距離のハンデも感じた?
 「海外に行くと自分よりも40~50ヤード飛ぶ選手がいて、そういう選手と回ると、力を入れないようにしても自然に入ってしまう。(今年は)飛距離で勝てないので、コントロールで勝負していきたい」

 ――飛距離よりも精度を重視?
 「最初の頃は飛距離を出さなきゃいけないと考えながらやっていた。でも、飛距離が伸びても7ヤードくらい。ちょっと伸びたからといってスコアに直結するわけじゃない。それだったらコントロール性とか、そういうもので勝負した方が一番スコアが縮まる」

 ――そう思ったのはいつ頃から?
 「シーズン後半くらいから。(全英オープン後に)ゴルフの調子自体が良くなくなって。(マイナビ)ABCくらいからスイングのイメージを変えてみた。そうしたら方向性も飛距離も両方伸びてくるようになった」

 ――具体的にどうイメージを変えたのか?
 「悪くなると、トップから切り返しのところで左に(体重が)乗りすぎて、軸がちょっと前に行っちゃう癖がある。それを右サイドで右足体重のイメージでインパクトするようにしたら、方向性と飛距離が両方とも上がっていきました」

 ――誰かのアドバイスがあった?
 「コーチとかもいないので。海外(ツアーの)選手などを見ながら、考えながらやりました」

 ――海外選手というのは?
 「1人、2人じゃなくて全体的に。いい選手はインパクトの時に(体が)左に流れていかない。そういうのを見て、自分の癖は左に寄り過ぎちゃうところ。それを修正していきました」

 ――普段から動画をよくチェックしている?
 「インスタグラムとかYouTubeとかで最新のスイングを見て参考にしています」

 ――手応えは?
 「スイングは結構、意識的に変えるんですけど、いつも1カ月くらいでイメージしていたのとちょっと違うなという感じになっていた。でも今回の打ち方は、あれから2、3カ月持っています。結構いい感じなのかなと思います」

 ――日本シリーズの時に今平選手と一緒に回った石川遼選手が、今平選手のドライバーショットが飛んでいると言っていたが?
 「いつも石川選手と回ると10~15ヤードくらい離される時があった。でも、日本シリーズではほぼ同じくらい。それで伸びたのかなと思いました」

 ――これ以上飛距離を伸ばす必要はない?
 「飛距離を伸ばすためにスイングを変えたのではなく、安定性を求めた結果、飛距離も伸びた。それがいい方向に向かっている」

 ――(20年東京五輪日本代表の)丸山茂樹ヘッドコーチは、今平選手がメジャーの4試合で、いずれも予選落ちしたのは信じられないという言い方をしていたが?
 「海外に行くと(体の)デカい選手が多いので、そこで気持ちで負けているところもあるのかなと思います」

 ――20年シーズンはそこを割り切って覚悟を決める?
 「メジャーの前に、海外の試合にも出られるチャンスがある。そこで経験を積んで。去年のそういう気持ちの弱さを(克服して)今回は負けないようにしたい」

 ――他に変えたいところは?
 「ショートゲームは伸ばしていきたい。あとはパッティングも。バーディーチャンスをしっかりものにできるようにしていきたい」

 ――今季は五輪出場権につながる世界ランクを意識して、海外の試合を増やす考えは?
 「世界ランクは出ても成績が悪いと落ちる。良ければ上がっていく。その辺は計算するのが難しい。そこはあまり考えず、それよりも自分がPGA(米)ツアーに出る昔からの夢をかなえるために今年はやっていきたい」

 ――それで米ツアーのシード権を獲得できれば21年は米ツアーにフル参戦する?
 「なかなか難しいですけど、少しでもチャンスはあると思うので。結果次第ではPGAツアーに挑戦したいなと思います」

 ――その前に20年東京五輪は?
 「そこは出場したい」

 ――会場の霞ケ関CCは地元の埼玉。周りの人たちも楽しみにしているのでは?
 「かなりの地元なので、みなさん楽しみにしています」

 ――このオフは?
 「空いている時にしっかり体づくりをしたい」

 ――打ち込みよりも体づくり?
 「打ち込みもやりますけど、シーズン中よりは体づくりが大事になる」

 ――18年より19年の方が、肉体的にも進化した?
 「そうですね。痛いところが1年間ずっとなかった。体は結構、強くなっているのかなと思います」

 ――改めて20年シーズンの目標は?
 「とりあえず国内は3勝が目標。その後はメジャーでの予選通過。そしてオリンピック出場になります」

 ――3年連続賞金王は?
 「去年も賞金王はあまり考えていなかったので。その辺はあまり考えず、結果として取れたらいいなと思います」

 ――もっと高い目標でもいいのでは?
 「まずは手の届くところからです」

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