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天理大フィフィタ、有言実行ハット 2年連続4強進出「今年度こそ日本一」

[ 2019年12月22日 05:30 ]

ラグビー全国大学選手権準々決勝   天理大58―28流通経大 ( 2019年12月21日    花園 )

前半、天理大・フィフィタはトライを決める(撮影・大森 寛明)
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 ラグビーの全国大学選手権は東大阪市の花園ラグビー場などで準々決勝4試合が行われ、天理大は58―28で流通経大に逆転勝ち、2季連続で4強に駒を進めた。前日に21歳の誕生日を迎えたトンガ出身のCTBシオサイア・フィフィタ(3年)が、3トライを挙げる活躍。決勝で敗れた昨年度の悔しさを晴らすべく、さらなる奮起を誓った。準決勝2試合は1月2日に東京・秩父宮で行われる。

 有言実行の「ハットトリック」で勝負を決めた。前半5分、いきなり先制トライを挙げたフィフィタは、同25分にも相手3人をかわしてインゴールに飛び込む。24―28で迎えた後半11分には、相手のスキを突いて逆転トライ。これで一気に勢いづき、流通経大を突き放した。

 「昨日、誕生日で(チームメートに)試合前に“ハットトリックを取る”を言っていたんで。良かった」

 自らのバースデーを祝う活躍で、2季連続4強進出に貢献。すでに来季からスーパーラグビーで戦うサンウルブズ入りが決まっている未来の代表候補が、その力を見せつけた。

 1年前の悔しさを胸に、心身ともに成長を遂げてきた。昨季の選手権決勝は明大と対戦。5点を追う最後のワンプレーで自らがノックオンの反則を犯し、同校初の優勝を逃した。「明治に負けて、僕が一番悔しかった」。決勝後、一時は122キロまで増えた体重を減量。揚げ物などを控え、エアロバイクのメニューも組み込み106キロまで絞り込んだことで「スピードが上がりました」。周りのミスに「イライラしていた」という過去とも決別し、今では笑顔で鼓舞する余裕がある。

 準決勝は早大と対戦する。リベンジを誓うフィフィタは、その先を見据える。「今年度こそ決勝で勝って日本一を獲りたい。勝って、笑って終わりたい」。頂点まで、あと2つ。仲間と喜ぶイメージはできている。

▼流通経大・内山達二監督 いいチームだったから勝たせたかった。思っていた以上に天理大のアタックが強く、止めきれなかった。 

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