丸山のジュニア基金に米ツアーが寄付「非常にありがたい」

[ 2019年12月22日 19:44 ]

 PGAツアーからサポートを受けることになった丸山茂樹ジュニアファンデーション
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 20年東京五輪ゴルフ競技の日本代表ヘッドコーチ・丸山茂樹(50=セガサミーホールディングス)が主宰する「一般財団法人 丸山茂樹ジュニアファンデーション」が、米ゴルフツアーを統括するPGAツアーから異例のサポートを受けることになった。

 22日、同ファンデーションは「Xmas ゴルフ in PGMゴルフアカデミー銀座」を東京・中央区のPGMゴルフアカデミー銀座で開催。小学1年から4年までの男女24人が参加し、丸山や男子の時松隆光、女子の渡辺彩香らとシミュレーションゴルフ対決などを楽しんだ。

 イベント終了後には、今後2年間、PGAツアーが同ファンデーションに寄付金を贈り、運営のアシストをすることも公表された。同ツアーのマーケティング担当のコーリー・ヨシムラ氏(37)は「丸山さんはPGAツアーのメンバーとして活躍され、プレジデンツ杯(米国選手と欧州以外の各国選抜の対抗戦)に出場した時の賞金でジュニアファンデーションを立ち上げられたと聞いている。PGAツアーにとってもジュニアの育成はとても重要なこと。日本では、まだまだジュニアゴルファーが少ない。丸山さんたちには頑張ってほしいと思っています」とサポートに至った経緯を説明した。

 ヨシムラ氏によれば、選手が運営するこうしたジュニア基金に対し、PGAツアーが直接寄付金を贈るのは珍しいという。7月の同ファンデーションのゴルフ大会では各カテゴリーの優勝者に、日本で初開催された米ツアー競技のZOZOチャンピオンシップの観戦チケットもプレゼントされ大きな反響を得た。

 今回の寄付の具体的な金額については明かされなかったが、丸山は「非常にありがたいことですね。PGAツアーはすべてのドネーション(寄付)に力を入れている。そういう(社会貢献の)力のある団体に9年間(プレーできた)いられたのは良かったと思っています」と感謝していた。

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2019年12月22日のニュース